2019/02/02

自分で自分のことがわからなくなることが時々あって、その度に、なんとなく、でも確かに、おそろしいというような気持ちになる。 自分の情緒に変化をもたらしたものが何なのか、心当たりがないとき、心細く不安で仕方なくなる。 わたしは今、継続的に服用し…

2018/10/07

生を少し失うことでより生を意識する よく怪我をする。そそっかしいから、慌てて何か作業をすると決まって傷を負う。 毎年必ず胃腸炎にかかるし、季節の変わり目には必ず体調を崩す。 そういうときにしか生きていることを実感することがないなとよく思うし、…

2018/09/04

平熱の光 わたしはあまり熱量のない映画が好きで 特に画面の光加減を気にしてしまう 普段日常で自分が見ている世界と同じような彩度や温度の光を撮っている映画だけを見ていたい その点 岩井俊二の作品は完璧だ リップヴァンウィンクルの花嫁を映画館で見た…

2018/07/06

ただ酔っている漂っている 部屋の窓を開けて外を眺めたら雨が降っていて涼しくよい夜だと思った 深夜一時 部屋の明かりを極力暗くして何か読みたくなって、俵万智のチョコレート革命を選んだ 古本屋で買った色褪せたハードカバーが気に入っている 出窓の縁に…

2018/05/17

時計は1つでいい たまに通る道の脇に風変わりな建物があって、わたしは前からその建物が怖かった。なぜかというと、ごく小さな小屋なんだけど外壁一面に時計がかけてあるから。意味がわからない。時間はどれもあってはいなくて1つ1つが示す時刻はばらばら…

2018/03/31

月が綺麗だと少し泣いてしまう だいすきな友人に会ってきた。1年半ぶりかに会った彼女は相変わらずはつらつとしていて、綺麗な容姿は健在、わたしは彼女のことが好きだ、会うたびに思う。 彼女に対して、惰性で話すことがわたしにはできない。彼女はなんだ…

2018/03/27

牛乳強奪メモリーズ 中学三年生の終わりの方の3分の1の期間、牛乳を強奪することに命を燃やしていた。これを読んでいる人はきっと意味がわからないと思うだろうし、いまこれを書きながら思い返しても自分でも意味がわからない、きっと深い意味なんてなかった…

2018/03/14

オリオン座が見えている限りは冬だ バイトからの帰り道、少し遠回りをしてお寺と神社の間を抜けるのが最近のルートだ、というのは嘘で、ただ単におりたいバス停で降り損ねまくっているだけだ。お寺と神社の間に道があるのは本当で、その道の入り口には、人が…

2018/03/10

とにかくしんどくなってしまった夜 何か決定的に嫌な事があったわけじゃないけどその日1日がなんとなく腑に落ちないときがある。イライラするのとは違って、腑に落ちない。そういうときは23時半頃から日付をこえるまで、1時間くらいはお風呂で過ごす。のぼ…

2018/03/03

外でお酒を飲んできた。少し頭が痛い。カクテル系のお酒とは相性が良くない。 ご飯代は学部2年だから二千円でいいよと言ってもらった。ずっと学部2年でいたい。ありがとうございます。 こんなに良くしてもらっているんだから研究補助しっかりしなきゃと改…

物心がつかない

普段考えていることの記録